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甲状腺機能が低下していると抜け毛の原因になる

2019年06月22日
髪がきれいなので自信を持っている女性

女性の抜け毛の原因に、甲状腺機能の低下が関係していることもあります。
甲状腺機能低下症という病気であり、放置してしまうと身体機能が低下して様々な辛い症状が現れます。
その一つに抜け毛があり、他にもむくみや体重増加、倦怠感、疲労感、抑うつ、冷え症、白髪など様々な症状が現れます。

甲状腺機能が低下すると甲状腺ホルモンの分泌が減少しますが、それにより体のエネルギーが低下して代謝が下がり、分泌される汗の量も減少して皮膚がかさかさになるなどの皮膚症状が見られることもあります。
皮膚に症状が見られるということは頭皮も例外ではありません。
育毛を考えたら頭皮を潤いのある健やかな状態にしておきたいところですが、皮膚が乾いて硬くなることも少なくありません。

甲状腺機能低下症が疑われる場合には、速やかに受診する必要があります。
女性男性型脱毛症の場合と違って対処すべき原因がはっきりとしていますので、まずは甲状腺機能低下症の治療をしっかりと行わなければなりません。
治療を行えば自然に抜け毛も良くなるケースがありますので、薄毛の回復は治療ありきで考えた方が良いようです。

ただし、中には甲状腺機能低下症の治療を行っても抜け毛が治まらない場合もあります。
その場合は他のアプローチ法を考える必要がありますが、甲状腺機能低下症によって一度身体的な機能が大きく低下してしまった場合にはすぐには改善されないこともありますので、少し様子を見るというのも一つの方法です。
髪の毛は生命を維持する上ではそれほど重要ではありませんので、回復も遅れがちになります。

甲状腺機能低下症による抜け毛の場合、ホルモンバランスなどによる症状とは経過が異なります。
通常なら毎日しっかりと観察していないと分からない程度の進行度合いによってゆっくりと進んでいくケースが多いのですが、甲状腺機能低下症の場合には急に大量の抜け毛が起こります。
突然、一気に抜け毛が増えたという場合には甲状腺機能低下症が強く疑われますので、その他の症状がないかをチェックします。

抜け毛と共に現れる症状としては、目や口まわりのむくみ、疲労感、倦怠感、皮膚の乾燥などがあげられます。
大量の抜け毛がある場合には、毎日チェックをしていなかった人でも異変に気づきますので、気付いた時点ですぐに対処をすることが大切です。

この病気は男性でもなりますが、女性の発症率が圧倒的に高くなっています。
年代別にみると40代に多いと言われており、女性特有の免疫システムが関係しているとも言われています。
甲状腺機能低下症が原因の薄毛の場合には、甲状腺ホルモンを補充する治療を開始することでほとんどの薄毛は回復できます。
実際に甲状腺機能低下症を患っているかどうかは病院で血液検査をしてもらえばすぐに分かりますので、見つかったら甲状腺のホルモン剤を飲んで治療することになります。

ゴールデンタイムに睡眠を十分に取る

抜け毛といっても実に様々な原因があり、休止期性脱毛症の可能性もあります。
休止期性脱毛症は成長期にあたる髪の毛が急激に休止期に移行してしまう病気であり、髪の毛の密度が低下しているために引き起こされる症状だとされています。
これは女性男性型脱毛症と大きく異なる点であり、女性男性型脱毛症の場合には髪の毛が細くなって弱々しい状態になりますが、休止期性脱毛症の場合には髪の毛自体にはそれほど変化はありません。

休止期性脱毛症はホルモンバランスが崩れてしまうと起こりやすくなりますので、日頃から健康的な生活を送るように心がけることが大切です。
健康に良いとされている生活は髪の毛にも良いとされていますので、不健康な生活は避けるべきです。
現代社会においてはストレスも休止期性脱毛症の原因になるといわれていますので、ストレスを溜め込まないようにすることも大切です。
強いストレスを受けてしまうと髪の毛のサイクルに乱れが生じて薄毛リスクが高まります。

万が一休止期性脱毛症になってしまったら、一度日々の生活を見直してみる必要があります。
特に重点的に見直さなければならないのが眠りに関することであり、十分な時間を確保できているか、質はどうかを考えなければなりません。
実は見直す際に時間ばかり気にしてしまい、質の見直しを疎かにしてしまう人が多いのですが、多少時間は短くても質の面で充実していれば心身のコンディションは良くなります。

特に眠りの時間として確保しておきたいのがゴールデンタイムといわれている時間帯です。
夜10時から翌2時はゴールデンタイムと言われていて美肌作りに重要なのですが、髪の毛の健康を考える上でも活用したいところです。
この時間帯に質の良い眠りをきちんと確保できていれば、寝ている間に成長ホルモンがたっぷりと分泌されます。
その成長ホルモンには傷ついた細胞を修復したり、髪の毛を成長させる働きがありますので、薄毛に悩んでいる人にとってとても重要です。

この時間帯によく眠れているということは、自律神経のバランスが整っている証拠でもあります。
自律神経はホルモンバランスと密接な関わりがあり、自律神経が整えられるとホルモンバランスも整うといわれています。
ですから、熟睡できているかも重要なポイントであり、時間と質ならより質に重きを置いてチェックしておかなければなりません。

このように女性の抜け毛にも色々な原因がありますので、アプローチ法は一つではありません。
最近増えている女性男性型脱毛症になったとしても適切な治療を受けられる機関がありますので、進行する前に受診することが大切です。
薄毛の治療と聞くと男性が行うイメージを持つ人も未だに多いのですが、最近では薄毛に悩む女性が増えている分、治療法も充実してきています。
ですから、症状や進行具合に合わせて色々な選択肢があります。

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